いじめと人間関係で人生狂った男のブログ

私を反面教師にせよ。青春と人生を無駄にするな。

「地獄大学」14 駐車場で泳がされる

こんなこともあった。

高岡のバイト先である片銀市内の某パチンコ屋が営業を終了した時間にそのパチンコ屋に連れていかれた。疋田の車で。紺野と疋田と三人でそこへ向かった。

「おい。shiroukii。中沢さんが出てきたらポーズと掛け声を行え」

つまり低俗な踊りをやれということだ。中沢(仮名)の前で。

嫌だと言っても聞く耳持たず。中沢とは高岡のバイト先のパチ屋店員の先輩。

私はそいつの前に出なければならない。要するに高岡がパチ屋で私のことを吹聴していて会わせろということだ。いじめの生贄ってわけ。

「shiroukii!!」

高岡が怒声を張り上げて私のもとへ駆け寄る。何かの合図なのか。そこへ中沢が登場する。小突きだか引っ張りだか知らないがもみくちゃにされた。

下品な踊りはしなくて済んだが。

「ほ~ん、こいつが高岡のオモチャかあ?」

「中沢さん、こんばんわっす」

紺野と疋田がお辞儀をして挨拶をする。

パチ屋の駐車場のごみ捨てボックス(かなり大きい)に入れられてもみくちゃにされたのを覚えている。中沢だけでなく他の店員らも数人いた。

タランチュラのオモチャを押し付けられたのを覚えている。

彼らに言われるがままだった。駐車場で泳がされた。

「ほら、水泳選手の真似をして泳がんかい」

駐車場で腹ばいにならされてクロールやら平泳ぎの真似事をやらされた。

その後は全裸にされた。どこから持ってきたか分からないが自転車に乗せられて

全裸で自転車をパチ屋の駐車場で走らされた。皆笑っていた。

他店員がダッシュで追いかけてくる。私は自転車を蹴飛ばされるかもしれないと一瞬感じて全力で自転車を漕いだ。

なぜかもう覚えていないが私はその後中沢の車の助手席に乗せられてパチ屋周辺をグルグル回っていた。私は黙っていた。中沢が何か言ってもウンウンと頷くだけだった。

彼を刺激したくなかったのもある。

中沢とはこれっきりだ。

 

まぁ何でもありだったな。

 

余談だが私はパチンコも公営も含めギャンブルは大嫌いだ。

高岡や角松が大のパチンコ好きだというのもあるし今回の経験もある。

後に社会人になってギャンブル好きの同僚と友人になってしまい(これまた友人選びを間違えた)本当にひどい目にあった。ギャンブルとは関わるべきではない。

その経験も後の社会人編で詳しく述べたいと思う。