いじめと人間関係で人生狂った男のブログ

私を反面教師にせよ。青春と人生を無駄にするな。

顔面負傷。いじめバレる。

相変わらず私はいじめを受けていた。休みの日は必ず呼び出されていた。栗山、山岡、瀬田、枝野。いつものメンバーだ。ある時私は瀬田にボコボコに殴られた。顔面が腫れて膨れた。おかげで親にいじめがバレた。早速、瀬田の両親と祖母が菓子折りを持って謝罪に来た。本当に嫌な時間だった。あまり思い出したくない。

中学時代に二度も顔面負傷したことはもうギャグとしか思えなかった。

いじめグループに反抗的な態度を取ったらしかった。私は有無を言わさず屋上に通じる校舎タワーの中にある空き部屋みたいなところに連れていかれた。リンチが始まり山岡に自分の上履きを奪われ顔面を上履きで殴られた。犯罪歴があると噂される山岡。容赦ない。これで学校にいじめがバレた。私は保健室のベッドに横たわり顔面の腫れが収まるのを待った。傍らで担任教師が何やら色々と連絡を取っていたのを覚えている。次の授業では私は出なくて良いからずっと保健室で横になっていた。むなしかった。

私はその後、教師たちから尋問を受けた。まさしく取り調べだった。

個室の中に机があり主任教師と私が椅子に座っている。周りに男性教師たちが取り囲んでいる。

「いつからいじめを受けていた?何をされていた?」

「なぜいじめを受けたことを言わなかったんだ!!」

「お前が俺の息子だったら勘当していたぞ!!」

怒鳴り声が響く。まるで刑事ドラマの取り調べシーンだった。

私は被害者だ。被害者なのにこの仕打ちはなんだ。おかしい。本当におかしい。

なぜいじめ受けていた事に黙ってた?

そりゃ自分の格好悪い所見せたくなかったからだ。こんな弱い自分もプライドはある。

どうせ教師連中は面倒なことが起きたと思ったんだろうな。

いじめの事実が発覚すれば上(校長、教頭、教育委員会)に報告しなければならないんだろう。

それで教育委員会は文部省(現・文部科学省)にも報告しなきゃならないんだろう。

それでこってりと上から絞られる。マスコミにバレるとバッシングが起きる。だからメンドクサイんだろう。私は思う。教育現場がいじめを隠蔽したがるのは上から叱られる恐怖感があるからだと思っている。叱られたくないから、いじめ被害者が鬱陶しく思えてくるんだろう。逆にいじめをどんどん報告したら褒められるシステムに変えればいい。まあ無理だろうが。

その後、全校集会があり校長をはじめ教師たちが怒鳴りまくっていた。

映画「フルメタルジャケット」の訓練シーンを思い出すような高圧的な集会だった。

次回は中学時代のまとめを書きたい。