人生の負のスパイラル。いじめは人生の殺人。
私の幼少期から始まる負の人間関係を一通り書いてきた。
しつこい人間関係で苦しんだのは一応、杉田が最後だ。
本当に長かった。これで私の人生は跡形もなくなった。
それからドツボにハマって死んだような人生を送っている。
子供時代、若者時代のいじめは間違いなく後の人生に暗い影を落とす。
それは私だけでない。いじめに悩んだあらゆる人が陥っているのだ。
活発に遊びまわることができなかった。
青春を謳歌出来なかった。
恋愛出来なかった。
良い友人が作れなかった。
その事実は黒い影のようにまとわりついて生涯苦しみ続ける。
どんどん負の悪循環に陥っていくのだ。
例をあげよう。
青春時代に酷いいじめを受ける。周りの人に迷惑をかけて自尊心なくす。
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コミュニケーション障害になる。人見知りになる。性格が暗くなる。
対人恐怖症になる。
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ますます良い人間関係が作れなくなる。そのかわり悪い輩に目をつけられやすくなる。
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いじめ被害を繰り返してしまう。コミュ障だから恋愛などできるわけがない。
異性に好かれるわけがない。なぜか悪い輩からは好かれる。
そして悪い輩のせいで時間を無駄にしてしまう。
(部活動やサークル活動など学校生活で大活躍する人は「リア充」と言われる幸せな人たちである)
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コミュ障だからマトモに就職できない。就職できても低収入。仕事ができないから。
(高収入な人・仕事のできる人・有名企業勤務の人や公務員、花形職業の人は大体コミュニケーション能力がとても高い。だからその陽の当たる地位にいる)
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低収入だから車が買えない。(地方では車は必須だけど)
低収入だから贅沢できない。趣味が充実出来ない。他人に奢れない。貯金が少ない。
低収入だからまともな賃貸に住めない。
実家暮らしを余儀なくされるか、ネットカフェで暮らすはめに。
あるいは他人宅に居候させてもらうか、ホームレス寸前か。
だから余計に異性に相手にされない。
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いい年して恋人なしの独身。余計に気を病んでしまう。
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生涯独身で一生を終える。
まさしく負のスパイラルである。
笑いごとではないし、極端な話をしているわけではない。
私がそうだし、若き日々にいじめ被害漬けだった人はこんな感じが多いと思う。
いや、いじめにあわなかった人やリア充の人でも何かのはずみで人生転落する場合もあるだろう。
中には奮起して人生好転した人もいるだろうが多数ではないはずだ。
いじめ加害者は幸せな人生を送るのかどうかネット上で議論があったと思う。
私の経験から。
いじめ加害者は幸せな人生を歩んでいることが多い。
家族持ちが多い。
仕方がない。連中は行動力はあるしコミュ能力あるし、明るいし。
だからと言っていじめ加害が良い事ではないと厳しく断っておきたい。
結論。
いじめは「人生の殺人」と私は思うのだ。