いじめと人間関係で人生狂った男のブログ

私を反面教師にせよ。青春と人生を無駄にするな。

若者と制服。青春の証。

若者にとっての象徴はなんだろう?思いつくだけでも色々ある。

私は「制服」だと思う。学生なら学生服である。

この学生服については昔は管理教育の象徴とされて嫌われていた。

行き過ぎた校則については近年、見直しが進められていたと思うが

しかし学生服はなくなることはなかった。

一部の識者からは制服(特に女子学生の)は性的消費の対象として嫌われている。

しかし学生服自体はなくなることはないであろう。

学生服がそんなに若者から忌み嫌われている存在ならとっくに廃止されている。

日本人が制服が好きとか周りと同じ格好をしている安心感もあると思うが。

嫌われる管理教育や性的消費を上回る若者が感じる学生服の魅力は何だと思う?

ずばり

「自分が人生で最も充実している青春期であることへの周囲へのアピールができる」

なのだ。

定義づけっぽくなったが要するに制服は青春を生きている証であり周囲の大人にそれを認めてもらいたい承認欲求なのだ。私たちは今をときめく若者なんですよ~ってこと。

周りに若者であることを意識的にまたは無意識的に見せつけてアピールしているのだ。

街を歩いていると中学生や高校生のカップルに出くわすことがある。

中には手をつないで睦まじいカップルもいる。

私は微笑ましいと思う。中には腹が立つ、鬱陶しい、いちゃついていないで学生は勉強しろ、といったネガティブな感情が出てしまう人もいるだろう。

気持ちは分かる。確かに私も妬ましい気分になることも実はあった。

それも含めて周囲の大人たちに対する「幸せな若者アピール」なのだ。

または交際しているとまでいかなくても異性の学生と制服姿で一緒に通学する。

それだけでも学生の特権である。交際していなくても一緒に通学できるくらいの親しい相手がいる。そんな青春を通行中の大人たちに見せつける。

いや大人たちに限らない。通行中の小学生らにも見せつける。

ああ~カップルだ~いいな~僕も私もああしてみたいな~って小学生らに男女交際に憧れを抱かせる。若者の特権である。

激しいいじめに悩んでいた私にはできなかった。通学時はいつも一人だった。

女子生徒と一緒に登下校?一度たりともしていない。

 

学生服に次いで学生の制服と言えば運動部のジャージ上下ではないか。

運動部風の学生が街を歩いているのを見かけるだろう。

運動部の青春。これは極めつけの学生の青春そのものであろう。

チームユニホームは試合中での青春を謳歌する服装だ。

通学中の場合はちょっとお洒落なジャージ姿だ。それもまた周囲の大人たちに見せつけるには十分だ。運動部所属なんてリア充そのものではないか。汗と涙の青春。私は憧れる。

 

かつて、ポカリスエットのテレビCMで高校生風の若者が制服で集団で踊り、青春を思いっきり謳歌する、というものがあった。

評価は案の定、微笑ましいという意見の一方でうざい、ムカつくなどの声もあった。

ネット検索すると出てくる。

確かにネガティブな評価をしている人は若者への嫉妬というよりも自分が学生時代に思い通りに行かなかった後悔や私のようにいじめを受けていたとかではないか?

 

だからこそ、学園物のゲーム漫画が流行る。

だからこそ、転生物、人生やり直し物、憑依物、特命物の漫画などが流行る。

だからこそ、アニメなんかは主人公や周りの人間は多くは若者だ。

中高年が主人公の漫画アニメってとても少ない気がする。

みんな心の底では若者に憧れているのだ。

 

若者時代にうまくいかなかった者が若者を妬む気持ちは分かる。でも私は思う。幸せな若者には私の分まで幸せになってほしいと。学生カップルにはぜひ幸せになってほしいと心から思う。

だから街で学生カップルを見かけたらこう思う。

「お前ら、幸せになれよ」

と。

私は学生時代をやり直したい。その時はもっと真面目に勉強して、恋愛して、もちろん、いじめなんぞ絶対にあわないつもりだ。

学生時代をやり直したい?もう来世に期待するしかないけどね。

もちろん、〇ぬつもりはサラサラないけど。

だから来世では人並みの人生を送るために少しでも徳を積みたいと思う。