高尚な趣味は人間関係を助ける?
悪い人間関係ばかりではなかったのは確かかも知れない。
大学時代の園田君グループがそう。
そして佐竹君(仮名)がいた。
かつて同じ施設に勤めていた仲間だ。今は他の施設で働いている。
彼はミュージカルをはじめとする観劇が大の趣味で私を何度か観劇に連れて行ってくれた。観劇ツアーで行った。とても有意義な時間だった。
富永を無視して富永の圧力に悩まされてい時だ。
彼は観劇を通じて教育関係者とお付き合いがあり、彼自身も有名大学出身だ。
観劇。
確かに高尚な趣味だ。競馬などのギャンブルと違い、それに付随する人間関係も当然のごとく違ってくる。
高尚な趣味関係には富永のようなカスは寄ってこない。
もちろん皆無とは言わないと思うが。
しかし善良な人間が多く集まってくるのは確かだろう。
私は競馬の富永に付き合ってしまったばかりにひどい目にあったしギャンブルの暗部も嫌というほど見てきた。
先程にも述べた通り、佐竹君は有名大学出身であり教育関係者ともお付き合いがある。
そして観劇という趣味を持っている彼はその縁で結婚した。
現在はお子さんもいる。
現在は子育てが忙しいだろう。私とは疎遠になっているが当然だ。
私のようなモテない男にはあまり関わらず、家族を大切にして幸せになってほしい。
もう一例。
須藤君(仮名)。
同じ施設で働く職員だ。部署は違うが。
彼とは今でもやり取りしており、時々買い物をしたり一緒に付き合っている。
彼の趣味は自転車(いかにも自転車選手のような感じではなく、折り畳み自転車を街乗りして楽しんでいる)。
あと、彼は有名医療ドラマシリーズの大ファンである。
彼はドラマ放映時は欠かさずに視聴しているしDVDも持っている。
映画化もされた。もちろん私と一緒に映画館に足を運んだし
彼はそのグッズを沢山買い込んでいた。
趣味として自転車や有名医療ドラマ鑑賞。
観劇に負けないくらいの良い趣味である。
悪い人間が寄ってこないのは確かである。
彼はアニメも好きだけど一般人レベルである。
彼は独身だけど絶対にご縁が出来て結婚できると思う。
両名とも「他人の時間」を大切にする人である。
富永みたいにいきなり呼び出して長時間拘束しない。
会うときは必ずお互いの予定を確認してから予定を合わせるし
目的が終わったらすぐに解散してくれる。
翻って私はどうだろう。
私の趣味?
乗り鉄、旅行、街歩き、ジョギングを少々、懸賞、酒、あつ森・・・
乗り鉄や懸賞、酒以外は胸を張って言える趣味っぽいがまだ弱いかな。
やはり高尚な趣味は必要なのだろうか?
低俗な趣味よりも高尚な趣味のほうが人間関係に違いが出るのは確かだろう。
私の経験上。
もちろん、自分の趣味嗜好にあわないなら無理にやる必要はないだろうが
履歴書に胸を張って書ける、人に胸を張って答えられる趣味。
高尚とまで行かなくても、そんな趣味を一つは見つけておくべきだと思う。
そうすれば良好な人間関係に恵まれるだろうし、そうするべきだ。
もちろん、裏趣味と呼ばれるあまり人に言えない趣味嗜好を持つなとは言わない。
それは胸にしまっておくべきだ。その裏趣味には人間関係に期待するべきではない。
さて、私も堂々と言える趣味をもう一つ、探してみるとしますか。
もう遅いかもしれないけど。