いじめと人間関係で人生狂った男のブログ

私を反面教師にせよ。青春と人生を無駄にするな。

いじめ被害は時間を無駄にする?② 方位開運旅行。

私は旅行が大好きだということを何度も書いてきた。

それは単純に外へ出ることが好きというほかに

「現実逃避」と「開運」を兼ねてのことだった。

青春の日々をいじめで失った喪失感と現実のボロ丸出しの自分。

そんな自分を一時でも忘れるために。

そんなダメな自分の境遇を変えるための開運のために。

気学方位を利用した開運旅行を企画しまくった。トチ狂った。

初詣をきっかけに暦本を読み込んで気学方位に興味を持った私は休みがあれば国内旅行に出かけて行った。

私は旅行に行きたいと思ったら歴本をまず手に取った。さて今月はどこの方角が吉なんだろうって確かめた。そして旅行に出発する日も確認した。

年・月・日ともに気学の方位があり、凶の方位が重ならないか確認した。

暗剣殺・五黄殺・本命殺・本命的殺・歳破・月破・日破・定位対冲・・・

現在は気学方位を信じていない自分にとってはもはや懐かしい言葉である。

その方位を犯してはならない、行ってはならないと暦本や気学方位本には書いてあった。歴本を見て自分の九星のページの◎や〇の方位を選んで旅行に行く方位を決めていた。

方位が決まると旅行先を決めた。地図帳を広げて市販の方位解説本に添付してある透明の方位盤を地図帳に重ね合わせる。該当する方位にある街を特定する。

そしてその街にある旅館かビジネスホテルに連絡を入れて宿泊の予約を入れる。

私はその作業がとても楽しかった。

旅行先や行きの列車内で酒を飲んで楽しんで。そしてこれで開運すると。

でも今から思えば滑稽だった。

気学方位本によれば方位別にはそれぞれ意味があるとのことだった。

例えば西方位。

「恋愛・楽しい事・飲食・若い女性・黄色・鶏肉・・・・」

私は西方位の吉方位に旅行に行った時には

黄色い小物を持ち、旅行先や列車内の酒のつまみに鶏肉を食べたりした。

方位特有の意味に合った行動をとることにより開運すると。

若い女性と知り合いたかったからだ。

過去記事にも書いたがテレクラで女に財布を盗まれたことがあった。

それは西方位の吉の方位だったはずだった。

しかも若い真面目な女性と縁ができる方位事象とのことだった。

それがこのザマだ。いい事なんてなかった。

西方位だけでない。方位本によれば

例えば南東方位には麺類、北方位には豆腐、南西方位は芋類、南方位は甲殻類

北西方位は米、北東方位は牛肉、東方位は寿司類・・・・・

書いてみて思う。本当にアホらしかったと。

その方位に旅行に行った時には上記の食べ物ばかり食べていたのだ。

別の方位本には温泉になるべく入れとあった。

日帰り温泉施設を見つけて長時間温泉に入っていた。

 

それで

気学方位で開運しましたか????

 

全く開運しなかった。いいことが起きた試しがなかった。

そればかりか女にテレクラで財布を盗まれる恥をかいた。

気学方位なんて迷信だったと私の中で結論づけた。

 

私に欠けていたのは努力するということだった。

旅行で開運するなら苦労はしない。

もちろん努力が全てではないし、努力しても報われないことが多かろう。

努力しようという気が失せるくらい辛い目にあうこともあるだろう。

私は努力努力ってうるさい人間は苦手だ。

しかし、もっと努力すれば違う運命が待っていたのではなかったか。

 

では今は方位の類は全く信じていないの?というと全くではない。

気学方位を見限ってから今度は奇門遁甲という難解な方位術を「気休め」にしている程度だ。

時間ごとにこの方位へ出かける程度の使い方だ。

奇門遁甲は非常に難解でチンプンカンプンで専門用語バリバリだ。

もちろん気学方位も専門用語がすごいが遁甲はそれ以上だ。

極めるつもりはないので例によって◎〇で分かりやすく表示してある親切な遁甲本を選んで使用している。

しかし「気休め」として利用している。外出で使っている。

もう気張って方位旅行なんてやっていない。コロナ禍で旅行自体ダメになったし。

医療・介護職なんて旅行は当分ご法度だろう。

 

で、奇門遁甲は効果ありましたか???

 

ない。今もない。でも「気休め」である。危険を避けられれば良い。

もう気にしてはいない。

次回はもう少しこの話や占いなどを掘り下げていきたいと思う。