人生をやり直せたら① ニュータウンに憧れる。
人生をやり直せたらどれだけいいだろう。
私のようにいじめ漬けで人生がほぼ終了した人間にとっては。
勉強や受験、バイトなど若者には大変なことも多かろうが
それを再び体験してもいいから人生をやり直したい。
それくらいに私の人生は悔いを残した人生だったのだ。
では、いつからやり直したい?
小学校?中学校?高校?大学?それとも社会人から?
いやもう赤ちゃんの時からやり直したい。
いっそのこと来世で生まれ変わりたいくらいだ。
これから書くことは私の妄想・願望を交えた文章である。
来世で生まれ変わったことを書いているが
決して自〇を考えているわけではない。
そんな勇気はない。せめて生き抜いていじめの悲惨さを少しでも伝える人生にしたいと思っている。以下の文章は私の妄想が混じっているので注意。
私は、ニュータウンという新興住宅街に憧れている。
私は街歩きが趣味の一つであるが住宅街もよく通る。
綺麗で整然とした街並み。大手住宅会社が建てたと思われる清潔な家々。
住宅街の中のこじんまりとしつつもホッとするような公園。
賑やかなニュータウン内の商業施設やスーパー。
なにより新興住宅地は若さ溢れる活気が魅力だ。
私はニュータウン街が大好きだ。
まだ未完成だけど、あつまれどうぶつの森もニュータウン風の住宅街をイメージした島を作っている最中だ。亀の歩みだ。あつ森は自分が住みたい街をイメージして作れるからね。あつ森の中では私はリア充だ。多くの人(動物)に慕われているリア充だ。
現実の私は地方小都市の坂の勾配がきつい郊外で生まれ育った。
次に生まれ変わるなら都心か首都圏近郊のお洒落な街に生まれたい。
歴史ある由緒ある街でなくてもよい。
交通の便の良いお洒落なニュータウンにて生まれたい。
新興住宅街の中あるいはすぐ横に少し大きめの駅があり、通勤通学に便利である。
地下鉄あるいはモノレールも開通している。
駅ビルにはお洒落な店が沢山出店しておりランチに買い物に不自由しない。
もちろん手軽に利用できるコンビニもある。
駅や駅前広場、駅ビルにはこれから伸びる活発な子供たちや
青春を謳歌している中高生や大学生が楽しそうに闊歩している。
仕事が充実しているサラリーマンがスマホ片手に駅に向かう。
ちょっと買い物やママ友とのランチに出掛けている幸せな主婦の方々。
初々しい若者カップル。ともに人生を歩んできた熟年夫婦も結構見かける。
みんな流行や情報に敏感である。
みんな幸せだ。いじめなど存在しない。
私もその中の一員になりたい。
そこで子供に戻りたい。
綺麗で活気のあるニュータウンに住んでみたい。
私が若くてパートナーがいるのならニュータウンに引っ越しして家を建てたいくらい。
もう叶わないけど。
書斎は絶対に必要だ。広くなくてもよい。狭くても構わないから。
本を読んだり仕事をしたり一人になれる場所と時間が必要だからだ。性別関係ない。
自分の嫌な部分をパートナーに見せないためにも自分の部屋は必要だ。
少し前に街歩きをしていて分かったことだけど洗濯物を干す陰干し用の部屋がある住宅を見つけた。これはありだと思った。雨も降るからね。
話を戻すと
そんなお洒落で活気のあるニュータウンで生まれ育ちたい。
自分の部屋からは他の綺麗で清潔な家々が良く見える。
ちょっとリッチそうなマンション群も見える。
綺麗な街路を見渡すと幸せな人たちが沢山歩いている。
小学校や中学校、高校などもある。近くには大学もある。
青春を謳歌している若者は本当に幸せそうだ。
私は学校の良き友人たちに恵まれて勉学に部活に学校生活に励んでいる。
住宅地の街角で知り合いによく合い笑顔で挨拶をする。
ニュータウン外もまた活気のある街があり電車で少し足を延ばせばよい意味での刺激を存分に受けている。
そう、今日はお付き合いしている麻美(仮名)と待ち合わせだ。
麻美とは学校の運動部・サークルを通して知り合った。
運動部女子らしく黒髪ショートヘアの似合う優しくて爽やかなでカッコかわいい女性だ。
「siroukii君、ゴメン遅れて!道が混んでて」
「いや、さっき着いたところ。気にしないで。本当に今日は混んでいるよねえ」
「じゃ約束していた映画見に行こうね。私のおすすめ新作なんだよ」
「楽しみだな。その後の食事なんだけど僕がこの前発掘して見つけたお洒落なレストランがあるんだ。そこへ行こう。チェーン店なんだけどw」
「うれしい。楽しみだね。期待しているよ」
手をつないで歩きだす二人。
な~んて妄想を書いてきたけれど
来世はデートをしたい、恋愛したい、結婚したい、家庭を作りたい。
活気のあるお洒落な街に住んでみたい。そしてリア充になりたい。
悪人ではなく、善人に囲まれて暮らしたい。
絵に描いたような幸せな人生を送りたい。
でも所詮は叶わぬ夢か。妄想話に付き合ってくれてありがとう。