いじめと人間関係で人生狂った男のブログ

私を反面教師にせよ。青春と人生を無駄にするな。

恋愛しくじり➄ テレクラ

テレクラ?若者には聞き慣れない言葉かもしれない。

テレクラとはテレフォンクラブの略で電話を仲介した出会い系のことである。

現在では出会い系サイトやアプリに取って代わられている。現在ではほとんど残ってはいない。

私の若い頃も衰退中だったけどまだ東京近郊の街にも店舗型テレクラが存在した。

18禁の雑誌の裏表紙にテレクラの広告があった。

携帯電話やスマートフォンの発達で次第に衰退していった。

 

私はその東京近郊の街にまでノコノコ電車で出かけて行って店舗型テレクラに何度か通ったものだった。

理由は女性に相手にしてほしかったからだ。

テレクラ攻略の雑誌も何度か購入した。

店舗型は沢山の小さな個室(二畳ほど)がある。

椅子とテーブルがあり、テレビがありメインで使う電話機がある。

そう、今でいうネットカフェの個室と似ている。

女性側からの電話が来るのをその個室でひたすら待っているのだ。

個室の電話が鳴ると受話器を取り女性と会話する。

会う約束が取り付けられれば店舗を出て女性と会うことができる。

私も電話してぎごちない会話であった。

「いい天気ですねえ」

私がそう電話で話すと隣室からクスりと笑う声が聞こえた。

壁は薄いのだ。だから隣室の利用者の会話は聞こえるのだ。

こんなこともあった。

「だから会えるの?会えないの?答えなさいよ!!」

激しく大声で怒鳴り散らす中年男性がいた。

複雑な気分になった。

私は長い時間を個室の中で過ごした。

全然電話が鳴らない・・・僕はこんなところでなにしているんだろう??

自問自答した。

やっと電話が鳴って受話器を取る。しばらく会話するも女性側からガチャ切りされた。私の話がつまらなかっただろう。コミュ障はここでも損をする。

だからコミュ障を招くいじめ被害はなんとしても避けなければならない。

説教、ひやかしの電話もあった。

出会えたことはないの?

あった。女性側から近くのカラオケボックスに誘導された。

私はカラオケが苦手だったから歌わなかったが女性は歌った。

女性はお昼を食べてないからとカラオケのルームサービスで注文した。

定食やら結構沢山食べ物を注文して、ガツガツと貪るように食べていた。

それが狙いだったんだろうね。それで終わり。

もちろん、料金は私持ち。テレクラって結構金かかる。出会い系サイトもそうだけど。

別の女性とも会えたけど同じカラオケボックスに誘導されて

またルームサービスで同様に食事を。同じパターンだった。

ときめくような出会い?そんなものはなかった。

過去記事に少し触れたけど、旅行先で女に財布を取られたことを書いた。テレクラ利用者の女だった。

旅行次いでに店舗型テレクラを利用して出会った女に財布をすられてしまった。

現地警察に届けた。財布に入っていたカード類も一緒に取られてしまった。

帰宅するのにも苦労した。

警察の方、カードの再発行をしてくれた銀行、郵便局の方、そのほか諸々のカード発行元の方、迷惑かけました。

これを機にテレクラは辞めた。

 

このようにテレクラなんてロクなもんではなかった。

おいしい出会い?なかった。

出会い系で純粋な出会いは難しいのかもしれない。

若者なら可能だけど私のような中年男は相手にされないだろう。

私の若い頃ですらそうだった。私がコミュ障だからだろうが。

援〇目的の女なら相手にされるだろうが。

もちろん、援〇には絶対に手を出さないようにした方が良い。

 

本当に男女の出会いは難しい。