恋愛未遂しくじり① 街コン
タイトルは「未遂」と入れた。
何故か?私は恋愛未経験の〇貞であるからだ。
長年のいじめ人間関係の負の遺産は想像以上に大きい。
恋愛の失敗談やら失恋話やらは巷にあふれている。
しかしそれは両想いになった後の話も多い。
恋愛関係に入る前の異性へのアプローチ段階の失敗談もあるがあまり多くは語られないような気がしている。
私が良い教材だ。恥を忍んでいくつかケースをあげてゆく。
まずは街コンである。
街コンとは簡単に言ってしまえばチェーン系の居酒屋で行われる合コンみたいなものである。もちろん複数の居酒屋や会場を利用した大規模なものもある。
地域や街の活性化のために行われている。出会いを促進し、ゆくゆくは結婚を促し少子化を解消させる目的もある。私は役に立てなくてゴメン。
現在はコロナ騒動などで一時ほどブームではないようだけどネットを見ている限りではまだ街コンは行われているようだ。
婚活パーティーよりははるかに敷居が低く、正装の必要もなく私服でも参加可能である。
私の婚活パーティーでの愚かな顛末は過去記事を参照。
私も何度も参加した。
自分が住んでいる街や近隣の街のチェーン居酒屋で開催される会場に足を運び参加してきた。
結果はお決まりの撃沈続き。
うまくコミュニケーションが取れずに電話番号交換やLINE交換ができない。
やはり口下手はダメなのだ。賑やかでおしゃべりな男性はやはり女性受けが良い。
電話番号交換やLINE交換を華麗にこなしていった。
女性側の話をウンウンと頷きながら聞いているのにうまくいかない。
「男はおしゃべりするな。男は聞き上手でないとダメだ」
という主張が間違いであることは身をもって改めて思い知らされた。
聞き上手なだけでモテるというなら私は今頃は既婚者だろう。
モテる男は聞き上手+高いコミュニケーション能力と話術なのだ。
私に足りなかったモノだ。
さらに苦い思い出もある。
ある時、私が住んでいる街にある運営団体が街コンの野外版を企画・募集していた。
場所は市内のキャンプ場。バーベキュー街コンだった。
私も応募して当選し参加した。
設営されたBBQコンロを設営し、コンロに炭を入れ火をおこし参加者の男女が必死に火を大きくしてゆく。
肉や野菜を焼いて皆で歓談した。
私も世間様で言われているマニュアル通りに率先して動いてコンロを設営し、肉や野菜を焼いて回った。
食べるだけではダメであると悟ったからだ。
しかし黙々と作業感を出していたのが駄目だったのかな。功を奏しなかった。
参加者の中に私の好みのタイプの女性がいた。
彼女に話しかけようとしたらその女性の友人と思しき女性が明らかに私を妨害してきた。私のイメージは良くなかったかもしれない。警戒されていたのだろう。
終わったと思った。その女性は他のおしゃべりなイケメン男性と電話番号交換をして一緒に帰宅していった。悔しかったが仕方がなかった。
来年も同じバーベキュー街コンが開催されたがその時は雨が激しく、テントの下で寂しく肉を焼いていた。雨ということもあり全然盛り上がらなかった。
教訓としてしつこいだろうが
おとなしい男性はモテないのだ。
女性は話好きなのだ。無口よりも口が上手い男性の方がモテるのだ。
以上・・・・