大学時代の検証、まとめ①
私には残された時間が少ないかもしれない。
今まで長々と大学編を書き連ねてきた。書いていて辛かった。
ブログ更新も正直辛い。しかし体に鞭打つ。
長く時間をかけて大学時代の検証を続けるつもりで考えてきたが
なるべく簡潔にまとめることにした。
長々と事実を書き連ねてきたからそこは十分だろう。
まず私がいじめを受けた直接の原因は
「人を見抜く目がなかったこと」だ。
高岡という一見明朗で体育会系な人間を私は「活発ないい人」
と信じ切ってしまったからだ。
まず第一に「地獄大学」2でオリエンテーションで高岡と久我君に話しかけられた時
人間観察を怠ったのは痛かった。
普通なら五感を働かせてその人間から何か「ニオイ」を感じとるはずだ。
その人間から「背後」を感じとるはずだ。
しかし私はその確認作業を怠り新しい大学生活に浮かれてしまった。
第二に久我君のアパートに行ったのを最後に久我君は私や高岡とはあまり関わらなくなった。本編でも書いたが彼には直観が働いたのだろう。
こいつらと関わってはならぬ・・という直観が。
御存知、久我君よりも高岡との交友を選んだ私は地獄を見た。
それは高岡だけではない角松や紺野と言った連中が愚論荘という下宿を通じて
絡まってきた。(のちに疋田も)
彼らが絡んできた時点でもヤバいと感じないとダメだった。直観力がなかった。
どうしたらよかったのか?
角松や紺野と言った連中を見抜いた時点で高岡と徐々に距離を置くべきだった。
縁自体を切るのは無理でも。
方法としては色々な用事を作ったりサークル活動に関わったりしてだんだんと疎遠にしてゆく。そして、かつての園田君グループみたいに新しい友人を作ってゆく。
そうすれば高岡と懇意になることもなく角松や紺野に疋田に目を付けられなかったのだ。
鉄は熱いうちに打てというが打てなかった。打つという行為すら思い浮かばなかった。
どんなに(今は)いい人でも悪の本性をさらけ出すこともあるし、悪く感化されてしまうことがある。ひたすら五感を働かせてその人物の言動を注視しておく。
明らかに言動がおかしいなと感じたら即動け。距離を置き始めろ。鉄は熱いうちに打て。
どんなに(今は)いい人でもその人が悪い人間と付き合い始めたらジエンド。
あなたは巻き込まれる。私みたいに。待っている暇はない。
だからその人はどんな人間と交友しているだろう。どんな人と友達なんだろうと絶えず探りを入れていけ。その人はどんな思想でとか、どんな活動をしているだろうとか。
そう探偵やスパイにでもなったつもりで探りを入れていけ。
その人の「背後」を必死になって見抜け。
そして明らかにおかしい怪しいと感じたら即動け。距離を置き始めろ。
鉄は熱いうちに打て。